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ViVeD No.18(2008年11月号) 外部寄生虫2008

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小動物皮膚科専門誌 季刊「ViVeD」

●最新の獣医皮膚科臨床を視覚的に理解
●「ヴィジュアル」の名のとおり写真を中心とした症例報告を多数掲載。
●原因から診断・治療方法まで詳細かつわかりやすく解説した特集。

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目次開閉
【特集】外部寄生虫2008(Ectoparasite)
○特集にあたって
Ralf S. Mueller
○犬および猫の毛包虫症の総説
Michael Shipstone
毛包虫症(Demodectic mange)は,犬だけでなく猫にも発生する疾患であり,その原因はニキビダニ科(Demodicidae)のダニの侵入および増殖である。治療の目標は,すべてのダニを消失させることである。成熟した動物間でのダニの移動は可能性が低いと考えられるので,これが成功すれば,生涯にわたる治癒が可能である。本稿では,様々なタイプの犬および猫の毛包虫症についての概要を述べ,その疾患に対する診断,臨床症状および治療について論じる。
○小動物の疥癬
Carmel Taylor, Sonya V. Bettenay
激しい掻痒症状を引き起こすヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)の寄生は世界中によくみられる伝染性疾患で,一般に「疥癬」と呼ばれる。本稿では,小動物診療においてみられるいくつかの動物種における疥癬ダニ(ヒゼンダニ)の感染とその発生率,伝播様式,ヒトへの感染性,免疫学,寄生によってみられる病理組織的変化について述べ,診断法について記載する。さらに,犬や猫,フェレット,ウサギ,モルモットにおける疾患の臨床症状と治療法についても概説する。
○犬および猫における耳疥癬虫
Richard G. Harvey
耳疥癬虫(Otodectes cynotis)は犬および猫における外耳道の外部寄生虫である。さらに数種類の家畜もしくは野生肉食獣,たとえばフェレット,レッドフォックスおよびホッキョクギツネ,クズリおよびユーラシアオオヤマネコなどからも検出されている。本稿では,耳疥癬虫の罹患率および人獣共通感染能,生活環および臨床症状について取り扱う。ダニにおける宿主の免疫反応,診断方法および治療法についても述べる。
○歩くフケ:ツメダニ症
Rod A.W. Rosychuk
鳥,小型の哺乳類(猫,犬,ウサギ,リス,アナグマ,キツネ)およびヒトに寄生するツメダニ科には9種の属がある。このうち獣医学上最も重要であるツメダニは3種である。それぞれ特定の動物種に寄生することがほとんどであるが,種を超えて寄生することもある。本稿は,犬,猫およびウサギにおけるツメダニ症の病理発生と臨床徴候について論じるとともに,ツメダニの様々な診断法と治療法を示す。
【連載】
○アトピー性皮膚炎に関与するアレルゲン(8) 真菌アレルゲン
阪口雅弘
○蟲のヒトリゴト(2) マダニ引き抜き編
森田達志
【症例報告】
○犬と猫の疥癬の治療 7症例
横田愼一
【海外情報】
○海外書籍翻訳シリーズ(2)「ATLAS de dermatologie du chien et du chat」
翻訳:難波裕之
○セルフアセスメント
Rosa Angela Ragni
【ViVeDインフォメーション】
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商品ID
00070811
発刊日
2008年11月1日
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