【特集】猫の尿閉［後編］～病態、そして診察から治療まで～
特集「猫の尿閉」の後編です。前号の「猫の尿閉を診断する」、「尿閉の解除と麻酔」、「尿閉の解除」、「尿沈渣と結石」をテーマに取り上げました。今号では岩手大学の大石明広先生に尿閉のメカニズムや結石の内科的な管理についてご執筆いただきました。前号と合わせてご活用いただけたら幸いです。

◆なぜ、尿閉になるのか
大石明広（岩手大学）

◆結石と内科的管理
大石明広（岩手大学）
【クローズアップ】

◆まぎらわしい疾患の早期確定診断
～CTの活用症例～
No.68の特集「脊椎・脊髄疾患の早期確定診断」に関連してピックアップさせていただいた症例報告集をご紹介いたします。脊椎・脊髄疾患は違う病因であっても初期の症状が似通っていたり、異なる疾患との鑑別が難しいことも少なくありません。今回はCT検査等により、確定診断された4つの症例を報告します。
・Case1 頸部脊椎脊髄症（ウォブラー症候群）北川巌千（ファミリー動物病院）
・Case2 重症筋無力症
北川巌千（ファミリー動物病院）
・Case3 脊髄リンパ腫
平片 修 （アイラ動物病院）
・Case4 腹部大動脈血栓塞栓症
斉田隆幸（かぶくん動物病院）
・Case1～4 CT検査
池田人司（オールハート動物病院）
【好評連載】

◆症例別
麻酔のアプローチ～私はこう選択する～
筆者；上野弘道（日本動物医療センター）、平林弘行（さくら動物病院）、小島健太郎（小島獣医院）、村岡 登（むらおか動物クリニック）、
コメンテーター；佐野忠士（日本大学）

◆外科のチカラ 糸結びにはじまり糸結びに終わる
第6回
臓器別の縫合法・結紮法 ～消化管（胃および腸）～
中川貴之（東京大学）

◆ココが決め手! 画像診断から治療まで
第4回
成長板早期閉鎖
米地謙介（アサヒペットクリニック本院）

◆大学病院の二次診療
岐阜大学
2010年9月大学病院リニューアル
特別編
付属動物病院の現状と腫瘍科の高度先進医療
丸尾幸嗣

◆臨床獣医師のための最新臨床寄生虫学情報 Vol.3
佐伯英治（サエキベテリナリィ・サイエンス）
【TOPICS】

◆NSAIDsでの疼痛管理

◆リマダイル・ケースリポート10の症例
CASE6 金谷友広（みなとよこはま動物病院）

◆カレンダー

◆インフォメーション

◆リーダーズ ボイス（緊急番外編） 「福島第一原子力発電所災害に関連する放射線・放射能に対しての不安」 東日本大震災における原発の問題に対し、獣医放射線学の第一人者である夏堀雅宏先生（日本動物高度医療センター）にご解説いただきました。

商品ID

00081105

判型

A4

頁

100

発刊日

2011年4月27日