新連載

◆症例から理解する心腎連関～運命の双子から目を離さないで!～
ヒト医療領域で注目されてきている“心腎連関”。獣医療領域ではまだ浸透してはいませんが、心臓病と腎臓病の関連、相互関係を1つの概念として考えることで、近年この言葉が盛んに使われるようになっています。本連載では必要な基礎情報をはじめ、実際の症例を取り上げ、リスクファクターをいかに的確に捉えていくべきか、わかりやすく解説いただきます。
筆者；山野茂樹（カニエ動物クリニック）、監修；上地正実（日本大学）
【特集】麻酔のモニタリング完全制覇 －前編－
「動物に安全な全身麻酔を行うためのモニタリング指針（案）」が発表されて約一年が経過します。その後、日本の動物病院での麻酔事情はどのように変化しているのか全国の動物病院を対象にアンケート調査を行いました。
前編では、モニタリングの基本的な考え方やその意義について解説いただくとともに、日本の麻酔時のモニタリングについての実状をお伝えいたします。
なお、後編では実践的なトラブルシューティングとして、症例と麻酔モニター機器の実例を取り上げ、ご紹介いただく予定です。前編と後編をあわせ、麻酔のモニタリングを完全制覇していただけるような情報をご提供できればと考えております。
筆者・コメンテーター；佐野忠士（日本大学）

◆麻酔のモニタリングはどこまで行う?

◆2010・2011年 モニタリング指針（案）

◆麻酔モニタリング項目とその意義

◆モニタリングのポイント～サインを見逃さないために～
【好評連載】

◆薬の救急箱
最終回
薬の保存温度
浅井史敏（麻布大学）

◆外科のチカラ
糸結びにはじまり糸結びに終わる
最終回
臓器別の縫合法・結紮法～泌尿器（腎臓・膀胱）～
中川貴之（東京大学）

◆この輸液で何するの? －臨床輸液の基本戦略－
テーマ(4)
慢性腎不全に対する輸液
筆者；長江秀之（ナガエ動物病院）、
監修；織間博光（日本獣医生命科学大学 名誉教授）

◆ココが決め手! 画像診断から治療まで
第7回
腫瘍性三叉神経麻痺を疑う
田村兼人（たむら動物病院）

◆最終回
臨床獣医師のための最新臨床寄生虫学情報 Vol.7
佐伯英治（サエキベテリナリィ・サイエンス）
【TOPICS】

◆クリノ通信

◆TOPIC
新しい二酸化炭素吸収剤「ヤバシライム-f」のイソフルラン麻酔における安全性について
筆者；西原克明（相模原プリモ動物病院）
コメンテーター；佐野忠士（日本大学）

◆クローズアップ
ネコインターフェロン注入療法を実施した耳血腫の犬の33例
白永伸行（シラナガ動物病院）

◆特別インタビュー
電子ツールの可能性を探る
二本松昭宏（にほんまつ動物病院）

◆特別座談会
犬の嘔吐の治療および管理の実際と対応－制吐剤の効果的な使い方－
パネラー；滝口満喜（北海道大学）、大野耕一（東京大学）、竹内和義（たけうち動物病院）、 峯岸則之（みねぎし動物病院）、米元 仁（ぶし動物病院）

◆症例報告
鼻腔内リンパ腫が頭蓋内に浸潤した犬の1例
筆者；町田貴史（町田動物病院）コメンテーター；森 崇（岐阜大学）

◆カレンダー

◆インフォメーション

商品ID

00081109

判型

A4

頁

116

発刊日

2011年8月31日