EDUWARD Press 書籍・雑誌 単品購入、定期購読

MAGAZINE

雑誌

拡大

CLINIC NOTE No.243(2025年10月号)この不整脈、治療する? しない? 不整脈診療トレーニング

毎月1日発行

  • Instagram
  • LINE
  • X
  • Facebook

獣医療で必要なことすべてを網羅した雑誌へ
「明日を生き抜くためのヒント」を皆さまに発信

【ジェネラルに診る力を育て、獣医療の明日を読み解く】2024年9月からCLINIC NOTEはパワーアップし、獣医学(アカデミック)も非獣医学(ノンアカデミック)も、獣医療で必要なことすべてを網羅した雑誌に生まれ変わり、「明日を生き抜くためのヒント」を皆さまに発信していきます。

ご注文はこちら

2025年10月号
【第1特集】
この不整脈、治療する? しない?
不整脈診療トレーニング

一次診療でも良く行う検査をとりあげ、その読み方を専門の先生方にご解説いただく2号連続の企画の第二弾です。
今回取り上げるのは「不整脈」です。不整脈の原因は、心疾患に伴うものだけではなく、それ以外の原因によるものもあり、診断が難しく、苦手意識を持つ獣医師が多いです。また、心電図検査を行い、不整脈があるのはわかっても、その不整脈に対し治療を行うべきなのか、経過観察でよいのか、その程度なら治療はいらないのか、判断に迷う機会も多いと思います。そこで今回の特集では、心電図を読み取り、そこから治療の有無を判断するまでにフォーカスして解説いただきました。
本特集の誌面を通じ「心電図」の読み方の実践的なトレーニングを行い、自信をもって日々の診療にのぞめるよう、本特集をお役立てください。

【第2特集】
飼い主さんの気持ちを考える
医療コミュニケーション

インターネットとSNSの発展により、動物医療の現場は大きく変わりました。病気の概要や治療方法については、多くの飼い主が事前に調べてから来院してきます。そのため獣医師には、飼い主の意向を深く理解して気持ちに寄り添った提案をすることが、これまで以上に求められています。
どれほど高度な知識や技術があっても、コミュニケーションが不足していると、正当な評価を得られないことがあります。これは獣医師本人や病院だけでなく、飼い主、動物にとっても大きな損失です。
そこで本特集では、「飼い主の気持ちに寄り添うコミュニケーション」に焦点を当て、日々の診療で実践できる具体的な方法をケーススタディとともに紹介します。飼い主に納得して医療を受けてもらえるようにするためのヒントとして、ぜひ本特集をご活用ください。

▼試し読みはこちらからもご覧いただけます▼

目次
【第1特集】
この不整脈、治療する? しない?
不整脈診療トレーニング
監修:新実誠矢(伊勢崎動物医療センター/Cor VET JAPAN)

1│ 総論
(不整脈を診断するための心電図の読み方)
新実誠矢(伊勢崎動物医療センター/Cor VET JAPAN)
2│犬
鈴木珠未(伊勢崎動物医療センター/Cor VET JAPAN)
3│猫
梅澤むつき(麻布大学)
4│まとめ
新実誠矢(伊勢崎動物医療センター/Cor VET JAPAN)

【第2特集】
飼い主さんの気持ちを考える
医療コミュニケーション
伊藤優真(有明動物病院)

【短期連載】
●MRI超入門
第2回|MRIの基礎知識②
坂大智洋( 新潟動物画像診断センター)

【連載│TOPICS】
●ニャンともむずかしい
猫の痒みアプローチ
第3回|皮膚の一般検査
執筆:坂野友希(浦和動物医療センター)
監修:島崎洋太郎(東京農工大学 農学部附属動物医療センター/皮ふキャン)

●予防と対策がよく分かる
日常診療で出会う感染症
第13回│猫白血病ウイルス(FeLV)
栗田吾郎(大村智記念研究所)

●悪化時にどう対処する?どう予防する?
慢性疾患の急性増悪&合併症
第4回|犬の多発性関節炎
大野耕一(動物医療センターPeco)

●症例から深く理解する
呼吸器疾患の新・臨床診療ガイド
第14回|犬の肺腫瘍
執筆:藤田淳(公益財団法人 日本小動物医療センター)
監修:末松正弘(AMC末松どうぶつ病院)

●日常のなぜ?どうして?が解決する
犬と猫の整形外科
第7回|皮膚疾患と整形外科疾患
伊澤幸甫(DVMsどうぶつ医療センター横浜/麻布大学)

●症候からみるアプローチとトラブル対処法
腎泌尿器のクリニカルスタンダード
第7回|膀胱腫瘤に対するアプローチ
執筆:木之下怜平(北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院)
監修:岩井聡美(北里大学)

●痛みに正面から向き合う
犬と猫のペインマネジメント
第13回|疼痛管理のプロトコル 眼科・耳科処置
伊丹貴晴(酪農学園大学)

●ホルモン君と学ぶ!
内分泌診療プラクティス
第13回|甲状腺の疾患2(犬の甲状腺機能低下)
執筆:永田矩之(岐阜大学)
監修:西飯直仁(岐阜大学)

●臨床獣医師のための
ここから始めるがん診療
第10回|猫の乳腺腫瘍
執筆:池田雄太(動物がんクリニック東京)
監修:小山田和央(松原動物病院)

【セミナーレポート】
●犬アトピー性皮膚炎治療薬の新たな幕開け!
症例でみる新JAK阻害薬イルノシチニブの実力
関口麻衣子(アイデックスラボラトリーズ株式会社)

●Purina Institute主催シンポジウム
獣医療の世界標準ガイドラインと最新知見
1Day アップデート! 日本での実践を考える

次回予告/奥付
商品情報
商品ID
00082510
判型
A4
形式
並製本
172
発刊日
2025年10月1日

Page Top