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VETERINARY BOARD No.78(2025年10月号)進行した僧帽弁閉鎖不全症に適応する外科的治療

毎月15日発行

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実践編! 臨床の選択肢を広げるケーススタディ・マガジン

毎号さまざまなテーマで、著者の先生方が経験した症例を実際の診療の流れに沿って丁寧に解説。2025年7月号より、特集レイアウトをさらに見やすく一新し、新たに「インフォームのQ&A」も設けました。
また、2025年7月号より新連載「獣医総合臨床医を育てる全科ラウンド」が始まります。院内のリーダーとしてタクト(指揮)を的確に振れる人材を育成すべく、詳しい病態解説と症例報告(3年間で8科目・約140症例)を通じて、知識の総合的なアップデートを狙います。

<POINT 1>
Case Reportから学ぶエキスパートの診療手順とその根拠
<POINT 2>
特集:疾患を深掘り! さまざまなバリエーションの症例を掲載
<POINT 3>
連載:病態と症例から効率よく学べる、知識の宝庫

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【9月号の特集】
進行した僧帽弁閉鎖不全症に適応する外科的治療 コンテンツ更新

今号の特集は「進行した僧帽弁閉鎖症に適応する外科的治療」です。犬の僧帽弁閉鎖不全症は臨床獣医師にとって日常的な疾患ですが、多量の投薬が必要となる上に内科的管理では完治しないため、治療に難渋するケースが多いようです。そこで、本特集では進行した僧帽弁閉鎖不全症の根治が期待できる外科的治療「僧帽弁形成術」について、取り上げました。
本特集ではまず、総論において小動物臨床における心臓外科の現状、そして日本が世界トップクラスの技術を有するとされる僧帽弁形成術の概略について、この分野のトップランナーの一人である森 拓也先生にご解説頂きました。さらに、症例報告では病期や背景の異なる5パターンの症例について、実際に執刀した担当医の目線からご解説いただきました。総論、各症例報告と解説を通じて、どこからどこまでが適応なのか、どの程度改善するのか、予後は?などの疑問を解消できる構成となっています。
本特集を通じて、日本が世界に誇る僧帽弁形成術に対する理解を深め、日々の診療の一助としていただけましたら幸いです。
目次
【特集】進行した僧帽弁閉鎖不全症に適応する外科的治療
監修:森 拓也(JACCT 動物心臓血管ケアチーム)

●総論
①心臓外科の概論
森 拓也(JACCT 動物心臓血管ケアチーム)
②僧帽弁形成術
森 拓也(JACCT 動物心臓血管ケアチーム)

●症例報告
①ステージB2に対し外科的治療を
行った犬の1例
古越真耶(Kyoto AR 動物高度医療センター)
②ステージCに対し外科的治療を
行った犬の1例
川元 誠(北海道大学)
③ステージDに対し外科的治療を
行った犬の1例
新実誠矢(伊勢崎動物医療センター)
④他の心疾患を併発し、僧帽弁形成術
の実施を検討した犬の2例
和田智樹(近畿動物医療センター 心臓血管ケアセンター)
➄プレカリクレイン欠乏症と診断し、
僧帽弁形成術を行った犬の1例
三村貴大(オリーブ動物医療センター)

●文献レポート
藤原 彬(近畿動物医療センター 心臓血管ケアセンター)

【連載】
●総合臨床医を育てる全科ラウンド 第3回
監修:森下啓太郎(北海道大学)

血液①免疫介在性血液疾患
(A)免疫介在性溶血性貧血(IMHA)
執筆 高橋義明(ペットクリニック ハレルヤ)
(B)非再生性免疫介在性貧血(NRIMA)/前駆細胞
標的免疫介在性貧血(PIMA)
森下啓太郎(北海道大学)
(C)免疫抑制薬による治療
執筆 横田峻也、湯木正史(湯木どうぶつ病院)
商品情報
商品ID
00172510
判型
A4
112
発刊日
2025年10月15日

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