実践編! 臨床の選択肢を広げるケーススタディ・マガジン
毎号さまざまなテーマで、著者の先生方が経験した症例を実際の診療の流れに沿って丁寧に解説。2025年7月号より、特集レイアウトをさらに見やすく一新し、新たに「インフォームのQ&A」も設けました。
また、2025年7月号より新連載「獣医総合臨床医を育てる全科ラウンド」が始まります。院内のリーダーとしてタクト(指揮)を的確に振れる人材を育成すべく、詳しい病態解説と症例報告(3年間で8科目・約140症例)を通じて、知識の総合的なアップデートを狙います。
<POINT 1>
Case Reportから学ぶエキスパートの診療手順とその根拠
<POINT 2>
特集:疾患を深掘り! さまざまなバリエーションの症例を掲載
<POINT 3>
連載:病態と症例から効率よく学べる、知識の宝庫
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【12月号の特集】
~知らなければ救えない~ ウサギのエマージェンシー
伴侶動物としてのウサギの飼育頭数は増加傾向にあり、ウサギの医療に対するニーズや期待はますます高まっています。そうした中、一般臨床でもウサギの「エマージェンシー」に遭遇する機会が増えているのではないでしょうか?
一方で、完全草食動物であり被食動物であるウサギの解剖生理、そして痛みや苦しみに対する耐性は、犬・猫とは全く異なります。ちょっとした臨床徴候を見逃しただけで容易に死んでしまうことも少なくないため、ウサギの診療に躊躇してしまう先生も少なくないようです。
そこで本特集では、一般臨床でも遭遇しやすいウサギのエマージェンシーについて、エキスパートの先生方に症例報告形式でご解説いただきました。見逃してはいけない徴候、対処方法、薬剤の選択など、ウサギの診療経験豊富な先生方ならではのポイントがふんだんにつめこまれています。本特集を通じて、1匹でも多くのウサギの命を助ける一助となりましたら幸いです。
~知らなければ救えない~ ウサギのエマージェンシー
伴侶動物としてのウサギの飼育頭数は増加傾向にあり、ウサギの医療に対するニーズや期待はますます高まっています。そうした中、一般臨床でもウサギの「エマージェンシー」に遭遇する機会が増えているのではないでしょうか?
一方で、完全草食動物であり被食動物であるウサギの解剖生理、そして痛みや苦しみに対する耐性は、犬・猫とは全く異なります。ちょっとした臨床徴候を見逃しただけで容易に死んでしまうことも少なくないため、ウサギの診療に躊躇してしまう先生も少なくないようです。
そこで本特集では、一般臨床でも遭遇しやすいウサギのエマージェンシーについて、エキスパートの先生方に症例報告形式でご解説いただきました。見逃してはいけない徴候、対処方法、薬剤の選択など、ウサギの診療経験豊富な先生方ならではのポイントがふんだんにつめこまれています。本特集を通じて、1匹でも多くのウサギの命を助ける一助となりましたら幸いです。
- 目次
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【特集】
~知らなければ救えない~
ウサギのエマージェンシー
監修: 田向健一(田園調布動物病院)
●総論
ウサギのエマージェンシー概論
成毛淳人(シンシア動物病院)
●症例報告
①小腸閉塞による循環血液量減少性
ショックを呈したウサギの2例
小泉伊織(小泉ネスト動物病院)
②子宮出血を呈し、卵巣子宮全摘出
を行ったウサギの1例
進藤祐介(うさぎと鳥・小動物の専門病院 BUNNY GRASS)
③突然の食欲廃絶を呈し、肝尾状葉
捻転と診断されたウサギの1例
高見義紀(バーツ動物病院)
④尿閉塞を呈し、緊急的に膀胱切開
手術を実施したウサギの1例
赤羽良仁(神領ビーイング動物病院)
⑤呼吸に異常が認められたウサギの2例
成毛淳人(シンシア動物病院)
●文献レポート
高見義紀(バーツ動物病院)
【連載】
総合臨床医を育てる
全科ラウンド 第6回
監修:中本裕也(Neuro Vets 動物神経科クリニック)
神経② 神経学的検査(後編)
実例で学ぶ結果の解釈
左 享祐(Neuro Vets 動物神経科クリニック)
- 商品情報
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- 商品ID
- 00172512
- 判型
- A4
- 頁
- 96
- 発刊日
- 2025年12月15日