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ペット大好きの英会話 -英語で語ろう ひとと動物の絆-

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英語はただしゃべればよいのではなく、何をしゃべるかが問題である。

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ヒューマンアニマル・ボンドの領域では世界的に有名なDr. Alan M. Beckと著者との対話を、英文と和文の対訳で掲載。ひとと動物の絆(Human Animal Bond)について、娯楽としての動物の戦い(Animal Fight as Entertainment)について、日米それぞれの観点から話しあっています。今、話題のイルカ漁や映画「The Cove」についても言及。人が生きていく上で、動物とどのようにかかわるのか、考えさせられつつ英語学習できる一冊です。
*英文の本文を読み上げた音声を収録したCD-ROM付 英語で理解する万人のための人(ヒト)と動物の関係学
太田光明(麻布大学獣医学部 教授)
ユニークなネタ本が出版された。人(ヒト)と動物の関係学は難しい学問ではない。誰でも何となく理解できるし、犬や猫を知る子どもでもそれなりに説明できる。しかし、この学問が何を主題とし、何を広めようとしているか、具体的に説明するのは意外と難しい。物事を正しく理解する最適な方法は、その物事を立ち上げた人、すなわちパイオニアに尋ねることである。人(ヒト)と動物の関係学は新しい学問であり、そのためパイオニアは今も健在である。アラン・ベック教授はこの新しい学問のまさにパイオニアの一人である。今から5年前、パデュー大学で初めてお会いしてから、その後来日された折も含め、今日まで5回お会いした。最も印象深いのはパデュー大学での講義である。丁寧かつ具体的で、これほど分かりやすい講義を受けたのは初めてであった。また、ベック教授の諭すような語り口は牧師のようであり、心に沁みるものがあった。本書には、そのベック教授の品性と学識が存分に発揮されている。
人(ヒト)と動物の関係学は、イギリス・アメリカを起源とする。当然のことながら、すべて「英語」で語られる。たとえば、Animal-assisted Therapyとは何か? 初期、日本語でどのように訳され、理解されたか、私は知らない。しかし、この言葉を正しく理解し、著した書物は少ない。本書では、「動物療法」と和訳され、その意味が語られている。現在の和訳は「動物介在療法」が主流であり、そうした意味でもユニークであるが、Animal-assisted Therapyがパイオニアの言葉で語られている。学問の基本である言葉の意味が英語とともに記載され、重ねてユニークである。  
イルカが語られている。人(ヒト)と動物の関係学に関する書物で、イルカを扱ったのは、過去、私以外にはいない。犬や猫、あるいは馬以上に、イルカは人の健康に関わる。その無限の可能性をベック教授は確実にとらえている。ベック教授の豊かな人間性とともに新たな一面をみた思いがする。  
人(ヒト)と動物の関係学を立ち上げた先達が自らの言葉で語る初めて書物であり、英語を原語とする学問の真の理解には、このユニークさが必要であったかもしれない。この学問を知るための万人のバイブルになるような気がする。
目次開閉
はじめに
第1章:ひとと動物の絆
ヒューマン アニマル・ボンドとは?
ヒューマン アニマル・ボンドにおける獣医師の役割
●ちょっと寄り道:オランウータンと熱帯雨林
介助犬
●ちょっと寄り道:犬の星と犬の日々 -シリウスの話-(1)
セラピーと動物たち(動物療法)
囚人による犬の訓練
●ちょっと寄り道:私と動物の関わり - モルモット
イヌの噛み付き
●ちょっと寄り道:おっぱいがいっぱい
動物の利用についての倫理学的考察
●ちょっと寄り道:犬の星と犬の日々 -シリウスの話-(2)
捕鯨
●ちょっと寄り道:The Coveをみて
食肉としての馬
動物型ロボット
アメリカでは犬より猫の方が多い
猫のツメ除去第2章:娯楽としての動物の戦い
闘犬
●ちょっと寄り道:無償援助
ピットブル
闘鶏
●ちょっと寄り道:100万ドルを我が手に!
闘牛
●ちょっと寄り道:ジョーク
動物の戦い
●ちょっと寄り道:鶏への石投げ
競馬とドッグレース
●ちょっと寄り道:犬は死後天国へ行けるか?
●ちょっと寄り道:動物を殺さない解剖実習
イルカ
地中海の漁師とイルカたち
遺伝子組み換え生物その1
遺伝子組み換え生物その2
執筆協力者紹介
商品情報開閉
商品ID
10003473
著者等
著:谷口和美
判型
A5
176
ISBNコード
978-4-89995-569-6
発刊日
2010年9月15日
商品カテゴリ

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