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FV21 Teton 犬と猫の臨床皮膚病理ハンドブック -皮膚生検の手技から解釈まで-

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重要ポイントを押さえて学べる大好評シリーズ!実用的かつ簡潔に解説・編集された皮膚病理ハンドブック

多数のカラー写真によって皮膚疾患における臨床病変を分かりやすく定義づけ、その組織学所見も見開きで紹介。さらに、推奨される生検法も解説。
腫瘍は、起源細胞ごとに良性腫瘍、悪性腫瘍、予後と治療法を解説。また、腫瘍様病変についても同様に説明。
表皮、血管、真皮、付属器、皮下組織の損傷に対する反応について、組織学的および臨床的な特徴を解説し、各疾患例を列挙。
生検法から試料の取り扱いにおける注意点、また検査機関で行われる手技についても詳細に解説し、検査機関への依頼に関する情報も充実。

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監訳者序文(抜粋)
本書は、皮膚病および皮膚病理に興味のある学生諸君や小動物臨床にたずさわる獣医師の方々にとって、分かりやすく簡潔にまとめられた貴重な一冊である。本書の大きな特徴は、実際に皮膚生検を行う臨床家の立場に重点を置いて書かれていることであり、生検の手技、部位の選択、試料の処理、および病理組織学的解釈に至るまで、平易かつ実用的に解説されている。本書は、疾患別または原因別に書かれている多くの皮膚病の教科書とは異なり、臨床病変ごとに解説しており、それぞれの臨床病変からどのような病理組織が予測され、どの部位を採取すべきかを理解できるようになっている。一方、病理組織学的には、表皮、真皮、付属器、および皮下組織ごとの特徴的病変を取り上げて説明しており、それぞれの組織病変からどのような臨床所見が予測され、どのような疾患が考えられるかがまとめられている。大変すばらしいことに、本書に掲載されている豊富な臨床所見および病理組織所見は、全てカラー写真が使用されている。皮膚病を学ぶものにとって、これは大変重要なことである。小動物の皮膚病に関して、臨床所見と病理組織所見とをカラー写真によって比較しながら学べる書籍は、あまり例がないだろう。また写真のみでは説明の難しい箇所には、分かりやすいイラストも添付されている。 本書をきっかけとして、小動物の皮膚病および皮膚病理学への興味と知識をさらに深めることができるに違いないと思われる。
目次開閉
◆第1章 生検:理由、時期、部位および方法
 生検の選択
 生検の理由および時期
 生検部位の選択
 生検手技
 試料の固定と保存
 標準的な固定法
 免疫介在性皮膚疾患が疑われる場合の固定法
 特定の腫瘍あるいは病原体のための固定法
 病歴
 試料の輸送
 生検試料の組織学的解釈
 皮膚病理学的検査の限界
 皮膚科専門医への紹介あるいは相談の重要性
 診断を容易にするための補助的な処置
 生検および検査機関への提出における一般的な過失
◆第2章 臨床病変:定義、推奨する生検法および代表的な組織学的病変
◆第3章 損傷に対する病理組織学的反応
 損傷に対する表皮の病理組織学的反応
 損傷に対する真皮および血管の病理組織学的反応
 損傷に対する付属器の病理組織学的反応
 損傷に対する皮下組織の病理組織学的反応
◆第4章 腫瘍および腫瘍様病変
 腫瘍
 表皮
 付属器
 真皮、血管、神経、皮下組織
 骨髄由来細胞
 腫瘍様病変
 嚢腫
 過誤腫
 その他の腫瘍様病変
◆第5章 検査機関での手技:試料の処理と染色
 検査機関への試料到着
 肉眼検査および試料の切り出し
 試料および要請内容の確認
 試料の切り出し
 組織の脱灰
 試料の処理および組織化学染色法
 自己免疫性皮膚疾患のための免疫染色法
 腫瘍および腫瘍様疾患のための免疫組織化学法
 病原体のための免疫組織化学法
 その他の方法
◆第6章 用語解説
◆第7章 鑑別診断:臨床病変と発症部位の診断的特徴

付録A. 皮膚病理学的検査依頼用紙
  B. 供給業者
  C. 症例検討
参考文献
索引
商品情報開閉
商品ID
10004118
著者等
著:SonyaV.Bettenay、AnnM.Hargis 監訳:関口麻衣子
判型
B5変型判
形式
リング製本
224
印刷形式
オールカラー
ISBNコード
978-4-89995-427-9
発刊日
2007年7月20日

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