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犬と猫のエマージェンシー対応【第2版】 すぐに検索!臨床現場で役立つQ&A
2024 年の世界基準の心肺蘇生ガイドライン「RECOVER」を反映し、大幅に改訂!!
<本書の特徴>
2024年にアップデートされた心肺蘇生ガイドライン「RECOVER」を反映し、より実践的で最新の救急医療知識を学ぶことができます。
また、遭遇しやすい救急疾患をテーマに、救急対応するうえで重要なことを Q&A 形式で解説。救急医療の考え方やエビデンスに基づいた治療戦略を学べる構成になっています。
<POINT>
本書のポイント
01.エビデンスに基づいた世界基準の心肺蘇生ガイドライン「RECOVER」を網羅
02.緊急時の手技を Q&A 形式で解説。なんとなくの疑問にも「かゆいところに手が届く」1 冊
03.遭遇率の高い救急疾患を厳選。院内での予習にも最適
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            監修者:川瀬広大(札幌夜間動物病院 院長、日本獣医救急集中治療学会 理事長)
初版刊行から2年が経過し、現場での実践や議論、そして何よりも新たなエビデンスの積み重ねにより、本書の内容も見直しの時期を迎えました。とくに今回の第2版では、2024年にアップデートされた心肺蘇生ガイドライン「RECOVER」を反映し、より実践的で最新の救急医療知識を取り入れました。
また、読者の皆様から寄せられた声をもとに、構成や表現もよりわかりやすく、現場で即座に活用できる形へと改良を加えております。
この一冊が、救急現場に立つすべての獣医師にとって、判断と行動の支えとなり、動物たちの命をつなぐ力となることを心より願っています。
執筆者(掲載順):川瀬広大、中村篤史、小﨑功太郎、杉浦洋明、神津善広、飯村 真、安部貴之、上原拓也、塗木貴臣、井口和人、安藤崇則、亀山健吾、青木 大、大森啓太郎、上田 悠、遠藤雄介、手塚 光、落合幸介、唐津健輔、松方 聡
          初版刊行から2年が経過し、現場での実践や議論、そして何よりも新たなエビデンスの積み重ねにより、本書の内容も見直しの時期を迎えました。とくに今回の第2版では、2024年にアップデートされた心肺蘇生ガイドライン「RECOVER」を反映し、より実践的で最新の救急医療知識を取り入れました。
また、読者の皆様から寄せられた声をもとに、構成や表現もよりわかりやすく、現場で即座に活用できる形へと改良を加えております。
この一冊が、救急現場に立つすべての獣医師にとって、判断と行動の支えとなり、動物たちの命をつなぐ力となることを心より願っています。
執筆者(掲載順):川瀬広大、中村篤史、小﨑功太郎、杉浦洋明、神津善広、飯村 真、安部貴之、上原拓也、塗木貴臣、井口和人、安藤崇則、亀山健吾、青木 大、大森啓太郎、上田 悠、遠藤雄介、手塚 光、落合幸介、唐津健輔、松方 聡
- 目次
- 
                第2版にあたって
 動物救急医療の夜明け
 本書の監修および執筆者一覧
 本書について
 
 ●第1章 トリアージ
 総論
 Q&A
 Q1 犬・猫もトリアージってあるの?
 [Column1緊急度を5段階に分別]
 Q2 フィジカルアセスメントとは?ABC 評価とは?
 Q3 ショックの診断基準は?
 [Column2 ・ショックの診断の実際]
 Q4 ショックの分類にはどんなものがあるの?
 
 ●第2章 急変発見直後の動き方
 総論
 Q&A
 Q5 心肺停止の診断は?・これも心肺停止?間違いやすい所見は?
 Q6 心肺蘇生をするべき?・蘇生率の高い状況とは?・心肺蘇生をする判断基準は?
 Q7 心肺停止発見後にまず何をするべき?
 Q8 自宅で心肺停止!・飼い主に伝えることは?
 Q9 心肺蘇生はどこでやるべき?・どんな機器や準備が必要?
 
 ●第3章 気管挿管・補助換気・酸素投与
 総論
 Q&A
 Q10 病院内と病院外で人工呼吸法に違いはある?
 Q11 気道異常の際、気道確認や気道挿管などの対処はどのようにしたらよい?
 Q12 心肺蘇生中の人工呼吸はどのようにしたらよい?
 Q13 心肺蘇生中にEtCO2 が表示されない…。
 Q14 気道内液が多く、まともに人工呼吸ができない…。
 
 ●第4章 胸部圧迫
 総論
 Q&A
 Q15 胸部圧迫を行うのは柔らかいマットの上がよい? それとも硬い台の上がよい?
 Q16 胸部圧迫はどこを押せばよい? 右横臥位と左横臥位とでは、どちらがよい?
 Q17 胸部圧迫のテンポと強さと時間は? 適切な胸部圧迫であるかの判断基準は?
 Q18 胸部圧迫を行っていたら、動物の胸がぺちゃんこに…。
 胸部圧迫の際に気をつけるべきことは? また、そうなったときの対処法は?
 
 ●第5章 心肺蘇生中の心電図評価と薬剤投与
 総論
 Q&A
 Q19 心肺停止の波形にはどんなものがある?
 Q20 除細動はどんなときに行うの?
 [Column3 除細動のやり方]
 Q21 アドレナリン投与が必要な心電図とそのタイミングは?
 Q22 アトロピン投与が必要な心電図とそのタイミングは?
 Q23 バソプレシンの適応は?
 Q24 カルシウムと重炭酸ナトリウムの適用を教えて。
 
 ●第6章 救急対応が必要な症例へのアプローチ
 1)神経異常および意識障害
 総論
 Q&A
 Q25 神経異常を認める疾患に対するアプローチを教えて。
 Q26 意識障害の評価方法にはどんなものがあるの?
 Q27 抗てんかん発作薬の種類と使用方法を教えて。
 Q28 マンニトールとグリセオールの使い分けは?
 Q29 てんかん発作時に副腎皮質ステロイド薬は使えるの?
 
 2)心電図異常
 総論
 Q&A
 Q30 見逃せない不整脈ってどんなものがあるの?
 [Column4 「頻脈性」不整脈の診断基準]
 [Column5 「徐脈性」不整脈の診断基準]
 Q31 抗不整脈薬の種類ってどれくらいあるの?
 Q32 尿道閉塞症例で猫の徐脈性不整脈に遭遇。治療はどうしたらいいの?
 Q33 心室期外収縮って放っておいていいの?
 Q34 心室頻拍に対してリドカイン以外の抗不整脈薬の使いどころは?
 
 ●第7章 血液ガス分析
 総論
 Q&A
 Q35 血液ガス分析はどんなときに必要なの?
 Q36 正常値は? 危険値は?
 Q37 アシドーシス? アルカローシス? 呼吸性? 代謝性? 診断法は?
 Q38 乳酸値って?
 
 ●第8章 救急エコー:FAST・肺エコー
 総論
 Q&A
 Q39 FAST とは?
 Q40 胸部FAST プロトコールと評価ポイントは?
 Q41 腹部FAST プロトコールと評価ポイントは?
 Q42 FAST による診断手順を教えて。
 [Column6 貯留液の鑑別方法]
 Q43 肺エコー検査とは?
 Q44 肺エコー検査のプロトコールと評価ポイントは?
 Q45 気胸の診断方法は?
 
 ●第9章 肺水腫
 総論
 Q&A
 1)犬の肺水腫
 Q46 心原性肺水腫とは? ACVIM コンセンサスステートメントとは?
 Q47 肺水腫の診断は?
 Q48 ピモベンダンの適用と投与方法は?
 Q49 フロセミドの適用と投与方法は?
 Q50 治療成績とインフォームドコンセントは?
 
 2)猫の肺水腫
 Q51 心原性肺水腫とは? ACVIM コンセンサスステートメントとは?
 Q52 心原性肺水腫の診断とは?
 Q53 ピモベンダンの適用と投与方法は?
 Q54 フロセミドの適用と投与方法は?
 Q55 治療成績とインフォームドコンセントは?
 
 ●第10章 誤食・中毒
 総論
 Q&A
 Q56 誤食・中毒に対する治療にはどんなものがあるの?
 Q57 催吐の適応と方法は?
 Q58 胃洗浄の適応と方法は?
 Q59 活性炭の適用と方法は?
 Q60 脂肪乳剤の適用と方法は?
 Q61 チョコレート中毒とは?
 Q62 タマネギ中毒とは?
 Q63 イブプロフェン中毒とは?
 Q64 アセトアミノフェン中毒とは?
 Q65 キシリトール中毒とは?
 
 ●第11章 尿管閉塞
 総論
 Q&A
 Q66 尿管閉塞とは? 原因は?
 Q67 検査は何をすればいいの?
 Q68 尿管閉塞に対する初期治療は?
 Q69 腎瘻チューブ設置術の適応と注意点は?
 Q70 その他の治療法は?
 Q71 尿管閉塞の予後は?
 
 
 ●第12章 ワクチンアレルギー
 総論
 Q&A
 Q72 ワクチンアレルギーとは?
 Q73 ワクチン接種後、急にぐったり。どうしたらいいの?
 Q74 顔が腫れてきた。どうしたらいいの?
 Q75 予防策はあるの?
 Q76 一度ワクチンアレルギーが起きてしまったら、その後のワクチン接種はやめるべき?
 
 ●第13章 熱中症
 総論
 Q&A
 Q77 熱中症の見抜き方は?
 Q78 検査は何をすればいいの?
 Q79 冷却処置にはどんな方法があるの?
 Q80 初期治療のゴールは?
 Q81 熱中症の予後は?
 
 ●第14章 外科手術が必要な症例 -重症例に対する麻酔管理
 1)総論
 概論
 Q&A
 Q82 麻酔前の評価で大切なことは?
 Q83 胃内容物がある動物に麻酔をかけることになりました。どんなことに注意すべき?
 Q84 気をつけるべき呼気終末二酸化炭素分圧モニターの異常とその対応は?
 Q85 パルスオキシメータで気をつけることは?
 Q86 血圧はどこをみたらよいの? 収縮期血圧? 平均血圧? どこまで許容する?
 Q87 麻酔中に使用する循環作動薬にはどんなものがあるの?
 
 2)各論 麻酔前~麻酔導入戦略
 【1】胃拡張捻転症候群
 総論
 Q&A
 Q88 胃拡張捻転症候群はフィジカルアセスメントで見抜けるの?
 Q89 初期治療戦略は?
 Q90 麻酔導入するタイミングは?(どのような状態になったら麻酔をかける?)
 また、麻酔プロトコールは?
 Q91 麻酔前に準備すべきものは?
 Q92 麻酔中に起こりうることは?
 
 【2】腹腔内出血
 総論
 Q&A
 Q93 腹腔内出血はフィジカルアセスメントで見抜けるの?
 Q94 初期治療戦略は?
 Q95 麻酔導入するタイミングは?(どのような状態になったら麻酔をかける?)
 また、麻酔プロトコールは?
 Q96 麻酔前に準備すべきものは?
 Q97 麻酔中に起こりうることは?
 
 【3】感染性腹膜炎
 総論
 Q&A
 Q98 感染性腹膜炎はフィジカルアセスメントで見抜けるの?
 Q99 初期治療戦略は?
 Q100 麻酔導入するタイミングは?(どのような状態になったら麻酔をかける?)
 また、麻酔プロトコールは?
 Q101 麻酔前に準備すべきものは?
 Q102 麻酔中に起こりうることは?
 
 【4】帝王切開
 総論
 Q&A
 Q103 帝王切開の適応条件は?
 Q104 初期治療戦略は?
 Q105 麻酔プロトコールは?
 Q106 麻酔前に準備すべきものは?
 Q 107 麻酔中に起こりうることは?
 
 ●付録
 状態でみる 薬用量の体重換算早見表
 さくいん
- 商品情報
- 
                - 商品ID
- 10004289
- 著者等
- 監修:川瀬広大
- 判型
- A4
- 形式
- 並製本
- 頁
- 296
- 印刷形式
- オールカラー
- ISBNコード
- 978-4-86671-281-9
- 発刊日
- 2025年9月1日
 
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