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小動物基礎臨床技術シリーズ 検体採取の手技
獣医師に必須の検査手技を、各分野のスペシャリストが詳細に解説
<シリーズコンセプト>
獣医療の現状として、臨床現場に出たばかりの若手の獣医師(研修医)は、学校教育での学びと臨床現場で求められるスキルのギャップに戸惑う場面が少なくありません。本シリーズでは、「若手獣医師が卒後すぐの現場で求められるスキルを身に付けられる」をコンセプトに、現場で必要とされている手技の解説を行っています。手技をイメージしやすく、より理解を深められ、さらに実際の業務にそのまま活用できるように、写真やイラスト、動画を多く用いていることが特徴です。
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            臨床現場において必要不可欠な、検査用サンプルの採取技術。
その基本姿勢・注意点・実施方法を体系的にまとめた専門書です。
序文より抜粋)
2024 年に始動した「小動物基礎臨床技術シリーズ」の一冊として、本書『検体採取
の手技』を担当いたしました。検体採取は診断・治療・救命に直結する重要な技術
であり、本書では臨床で頻度の高い尿・血液・糞便・貯留液・皮膚・産科・生検に
ついて、実践的な手技を中心にまとめました。二次診療施設での経験を基に、正確で
衛生的かつ動物にやさしい手技の共有を目指して執筆しています。一部の専門分野は
信頼できる先生方にご執筆・監修いただきました。検査結果の解釈には他書の参照が
必要ですが、獣医師や愛玩動物看護師の手技の向上の一助になれば幸いです。
          その基本姿勢・注意点・実施方法を体系的にまとめた専門書です。
序文より抜粋)
2024 年に始動した「小動物基礎臨床技術シリーズ」の一冊として、本書『検体採取
の手技』を担当いたしました。検体採取は診断・治療・救命に直結する重要な技術
であり、本書では臨床で頻度の高い尿・血液・糞便・貯留液・皮膚・産科・生検に
ついて、実践的な手技を中心にまとめました。二次診療施設での経験を基に、正確で
衛生的かつ動物にやさしい手技の共有を目指して執筆しています。一部の専門分野は
信頼できる先生方にご執筆・監修いただきました。検査結果の解釈には他書の参照が
必要ですが、獣医師や愛玩動物看護師の手技の向上の一助になれば幸いです。
- 目次
- 
                序文
 監修者・執筆者一覧
 本書の使い方
 
 第1章 顕微鏡の正しい使い方
 はじめに
 基本的な使い方
 ≪Column1 顕微鏡を使いこなすちょっとしたコツ1 視度調節リングを使いこなす≫
 ≪Column2 顕微鏡を使いこなすちょっとしたコツ2 眼幅調節機構を使いこなす≫
 ≪Column3 顕微鏡を使いこなすちょっとしたコツ3 開口絞りを使いこなす≫
 
 第2章 尿検査
 はじめに
 採尿法
 尿検査の方法
 採取後の注意
 代表的な尿沈渣画像
 
 第3章 糞便検査
 はじめに
 採便方法について
 ①自然採便
 ②直腸便採取
 ≪Column4 検体の取り扱いと採取時の注意点≫
 採便後の保存方法
 検査法
 糞便検査の評価
 
 第4章 血液検査
 はじめに
 ①採血に必要な物品などの準備
 ②採血前の動物の状態把握
 ③血管の選択および保定
 ④皮膚の消毒、採血、止血
 ≪Column5 動脈血の採血≫
 採血後の血液の扱い
 採血後の保存方法
 血液塗抹標本作製
 染色法
 検査の評価
 
 第5章 胸水・腹水の貯留液検査
 胸水の貯留液検査
 ≪Column6 胸腔ドレーンの設置≫
 腹水の貯留液検査
 採取後の保存
 検査法
 検査の評価
 ≪Column7 漏出液とは≫
 ≪Column8 変性性漏出液とは≫
 ≪Column9 滲出液とは≫
 
 第6章 皮膚科検査
 1. ノミ取りぐし検査
 はじめに
 ノミ取りぐし検査の方法
 観察の対象となる主な外部寄生虫
 2. 毛検査(トリコグラム)
 はじめに
 毛検査の方法
 毛構造の観察
 ≪Column10 ウッド灯検査と真菌培養検査の併用について≫
 3. 皮膚掻爬検査(スクレーピング/スクラッチ)
 はじめに
 皮膚掻爬検査の方法
 ≪Column11 鏡検時のコントラストをつける理由と顕微鏡の操作方法≫
 皮膚掻爬検査による主な検出対象
 4. 皮膚の細胞診
 直接押捺塗抹検査(表皮細胞診)
 直接押捺塗抹の細胞診の方法
 膿疱や水疱の内容物の細胞診
 粘着テープを用いた直接押捺塗抹検査(acetate tape impression)
 耳垢検査
 耳垢細胞診検査
 5. 皮膚の培養検査
 細菌培養検査・薬剤感受性検査
 真菌培養検査
 6. 皮膚生検/皮膚病理組織学的検査
 はじめに
 皮膚生検の手技
 
 第7章 産科検査
 1. 精液採取および精液性状検査
 はじめに
 雄犬の生殖器の構造
 犬の精液採取の方法
 猫の精液採取の方法
 精液性状検査
 ≪Column12 精液性状検査における注意点≫
 2. 腟スメア検査(腟垢検査)
 はじめに
 雌犬の生殖器の構造
 膣垢採取と標本作製の方法
 腟スメアの観察方法
 
 第8章 生検法(バイオプシー)
 はじめに
 針生検(Fine needle biopsy、Fine needle aspiration、細針吸引生検)
 組織生検
 採材後の処理
 
 索引
 監修者プロフィール/執筆者プロフィール
- 商品情報
- 
                - 商品ID
- 10004279
- 著者等
- 監修:松山 富貴子、村山 信雄、堀 達也 著:中村 知尋、松山 富貴子、竹尾 記子、堀 達也
- 判型
- A4
- 形式
- 並製本
- 頁
- 176
- 印刷形式
- オールカラー
- ISBNコード
- 978-4-86671-241-3
- 発刊日
- 2025年4月1日
 
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